らびっとです。
絶賛建設中の我が新居ですが前のお話にマイホームに屋根が乗っかっていた話を冒頭でしました。
そこで今回は屋根に関する上棟、上棟式ことやその流れについて調べてみました。
上棟、上棟式って何ぞ?
上棟
「棟上げ」「建前」とも言います。
建物を建てる際に柱や梁などを組みあげて、屋根の一番上の梁を取り付けることです。
上棟の意味あいは地域、土地柄や大工さん、工務店さんなどによって多少の認識の違いはあるようです。
上棟式
家を建てるに当たり節目の行事で、棟梁が中心となって儀式を行い無事に工事が進んだことをお祝いする儀式のことです。
柱や棟や梁などの組みあげが完成し行われる式で、地位域によっては屋根張り完了後に行うところもあるそう。
上棟式は住宅の場合、棟梁が行うため一般的には神主を呼びません。
また、儀式後に「直会」という宴会を施工主が催して建物を建ててくれた大工さんなどの職人さんに感謝の気持ちをもってねぎらいを伝える場にもなります。
上棟式の流れはどうなってるんの?
上棟式の流れは、日取りを決め、
日程、日取り決め
施工主の休日に合せたり大安などの吉日にするか決めます。
六曜の中で建築吉日とされているのは、大安、友引、先勝、先負が建築吉日です。
建設吉日でも「三隣亡」は避けたほうがいい日とされています。
三隣亡とは、十二支に関係があり近隣三軒が亡ぶほどの災いがある日のこと…怖いですね(汗)
- 旧暦の正月、四月、七月、十月は亥の日
- 二月、五月、八月、十一月は寅の日
- 三月、六月、九月、十二月は午の日
のそれぞれの日がそれに当たるそうなのでよく調べる必要があります。
また、職人さんの休日である日曜日や一度仕事を終えてから上棟式のためにもう一度職人さん達が集まるということは少ないと思われますのでその日は避けたほうが良いでしょう
工程がうまく行かず予定が変わることもあるのでよく工務店さんと話し合って決める必要があります。
自分たちや職人さんの負担が少ないように行いたいものなので、職人さんがその日の仕事を終えてからそのまま上棟式に入るのが理想的ですね。
準備するもの
- 前日に洗った米(お皿に山盛り)
- 神酒(1升)
- 塩(皿1杯)
- 神酒の盃(茶碗等)人数分
- 祝儀 人数分
確認が必要ですが工務店によては祝儀以外のこれらお供え物は準備してくれることでしょう。
祝儀は、施主の裁量で決めることなのですが一番悩ましいところです。
なので設計者や工務店に相談し決めるのが良いと思います。
一般的には、職人一律1万円、棟梁のみ3万円くらいのようです。
上棟式当日
地域や土地柄によって違いがあるようですが一般的な当日の流れです。
- 棟梁が棟木に弊束を立てて破魔矢を飾りお供え物のある祭壇にお払いをします。
- 施主から順番に祭壇に向かって二礼二拍手。
- 建物の四方に酒・塩・米をまいて清める。
- 上棟の儀の後、祭壇の前で乾杯。
- 建物の四方に向かって、投げ餅をする。(行う場合)
- 直会(宴会)
- 施主のあいさつ、乾杯、職人さんの紹介など
- 施主から職人へご祝儀を渡す。
- お開き、手締め。
当日の天気ですが雨でもやります。
よっぽどの台風直撃で危険な状態でない限りは予定通りに工事を進めるか、前倒しで工事を行い当日は儀式のみの場合もあります。
吉日を希望することが多いので上棟をずらす事は難しく、工事も大きく影響するので大抵はやってしまうと思います。
我が家は上棟式はやらず、地鎮祭だけやったよ!
色々と偉そうなことを書きましたが、あれこれ悩んで相談した結果…
結局我が家は上棟式はやらずに地鎮祭だけを行いました。
なんとなくメーカーさんもあまりススメて来なかったからのもあります。
上棟式は必ずやる必要はないみたいで最近はやる人も減ってきているみたいですしおすし。
日取りなどの準備が大変ですしそれなりのお金も掛かりますので…(汗)
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